Ras Takashi (DUBSENSEMANIA,Roots Alive Recordz,Black Redemption)
95年にN.Yへと渡り、Ras Kushとの出会いから、Roots Reggaeを選曲するセレクターとしてサウンド・クルーBlack Redemptionの一員となり、翌年Original NY Roots Label 『Wackie's』のオーナーLloyd Barnesと出会いWackies Musicの一員として迎え入れられる。Horace Andy,Sugar Minottを始め、Clive Hunt,Jah Batta,Milton Henry,Love Joys,Tyron Evance,Jerry Harrisなど素晴しいミュージシャン達とスタジオタイムを共有する。
98年、First Solo Album「Melodic Moods」(Wackies Music)を完成。日本人としては初となる逆輸入的な日本人のDub,Instアルバムとして各方面で話題となる。
99年に帰国。打ち込みによるDigital Dub Unit "DUBSENSEMANIA"(以下DSM)を始動。
2000年、ジャパニーズ・レゲエのパイオニア、PJが、Drummerとして参加、同時にバンド活動を本格化、各地のレゲエ・イヴェント、コンサートへ数多く出演する。又、ソロとして、ニュー・ウェーブ・シネマの騎手、気鋭の新人映画監督、Eiji Matsuiの作品『5 Poisons』の映画音楽を担当し、脚光を浴びる。
2001年、911テロを目撃しながら2nd Solo Album「Forward to the East」をNY ,Wackies studioで仕上げAlpha Enterpriseからリリース。
2002年、DSMのデビューシングルのMIXのため、UK DUB界のドンDennis Bovellを訪ねLondon,BrixtonにあるSparkside Studioでミックスダウンを行い「WONDERFULL」をAlpha Enterpriseからリリース。
2003年、BLACK REDEMPTION LABELから、ソロ名義でVinyl 10inch「Brimstone & Fire」(w/Mighty Massa)をリリース。ヨーロッパのサウンドシステムでヘヴィーローテーションされる。
2004年、DSMがSONY MUSICからメジャーデビュー。2007年までにリミックス、ミニアルバムを含め8枚の作品をSONY MUSICからリリース。エンジニアにはNYからLloyd Barnes(Wackies Music),UKからDennis Bovell,Mad Proffesor(Ariwa Music)を迎え、貴重なスタジオセッションを積み重ねる。
2008年、以前から交友のあったラッパーShing02のアルバム「歪曲」に参加をきっかけに、2010年Shing02がディレクションした、「ASHES TO HONEY」(鎌仲ひとみ監督による、山口県祝島を舞台としたドキュメンタリー映画『ミツバチの羽音と地球の回転』のサウンドトラック)の制作に参加し曲を提供する。
2011年、沖縄に移住。新たな土地で出会うミュージシャン達とセッションを重ね、2016年に15年振りとなる3枚目のソロアルバム「The Mountain Top Dub」を新レーベル『Roots Alive Recordz』よりリリース。